相続などをきっかけにして、両親から実家の建物や土地を受け継ぐことになる場合があります。自身が賃貸などで暮らしていると、土地や建物を所有し、有効に活用するための方法がわからずに途方に暮れてしまうかもしれません。
この記事では、新たに不動産を所有することになった人たちが知っておきたい情報をまとめてチェックできるサイトやサービスを紹介します。
親から家や土地を相続した際に、自身が別の場所に暮らしている場合、真っ先に思い浮かぶ選択肢は「売却」です。実際の売却の手続きは、専門の企業に依頼することになりますが、事前に予想される売却額を確認し、資産価値を知りたいという人も多いでしょう。
そうした場合は以下のサイトを利用することで大まかな相場を知ることができます。
- マンション売却、賃貸経営時の参考価格がマンション名・階ごとにわかる「プライスマップ」
- 地域や駅ごとに価格推移を調べることができる「住まいインデックス」
- LIFULL HOME'S で掲載履歴から物件の坪 ㎡ 単価や賃料の推移、クチコミ情報など物件にまつわる様々な情報を網羅的にチェックできる「不動産アーカイブ」
- 「中古マンション」「新築一戸建て」「中古一戸建て」「土地」の種別ごとに価格相場をチェックできる「LIFULL HOME'S 価格相場」
また、相続が実際に発生する前に、相続税を試算したいというケースもあるでしょう。その場合には以下のようなサービスを利用することでシミュレーションをすることができます。
売却だけではなく賃貸経営という選択肢も
自分が生まれ育った土地や建物を手放してしまうことに心理的抵抗を感じるという人もいるかもしれません。その場合は、「他人に貸す」という選択肢もあります。賃貸経営は、順調に行けば家賃収入という新たな収入源を得ることができるというメリットがあります。ただ一方で、入居者が見つからずに維持費だけがかかる「空室リスク」など様々なリスクがあることにも注意が必要です。
賃貸経営を検討するにあたっては、事前のシミュレーションが必須です。そのため、以下のようなサイトを利用して、家賃価格の相場をリサーチしてみると良いでしょう。
- 実際の掲載物件を検索することで家賃の相場を把握することができる「LIFULL HOME'S」
- 地域や路線・駅ごとの家賃相場を調べることができる「LIFULL HOME'S 家賃相場」
- 区や町単位の空室率や地価公示価格、人口の増減など賃貸経営に欠かせない情報が満載の「見える賃貸経営」
また、必要な知識やノウハウをサポートしてくれる窓口に相談することもできます。
すぐに売却や賃貸ができない場合は空き家ということに
様々な理由で、すぐに売却することができず、「相続した実家が空き家になってしまう」というケースも考えられます。しかし、空き家のまま放置することには、多くのリスクが伴います。例えば、建物が老朽化によって倒壊した場合は、所有者が責任を問われることになります。また固定資産税をはじめ様々なコストがかかることも見逃せません。
どうしても空き家にならざる得ないという場合には、「空き家バンク」という制度を利用するという選択肢があります。これは、空き家の所有者から提供された情報を自治体が集約し、利活用したい人に紹介する制度です。活用方法については、飲食店、ゲストハウス、民泊施設などが挙げられます。
建物や不動産以外の「整理」が必要なら
建物や土地の売却、活用方法が決まった場合、そこで利用していた家具や日用品を整理する必要があります。こうした家財の片付けや遺品整理の業者を探す際には以下のようなサービスを利用することができます。
また、着物、古銭、食器、雛人形などは思わぬ高値で売却することできるケースもあるため、専門業者に査定を依頼してみても良いでしょう。
何から手をつけたらいいかわからなければ専門家に相談を
売却や賃貸経営など、様々な選択肢があるなかで、「どうするのがベストな選択肢なのかわからない」「何から始めれば良いのかわからない」という方もいるでしょう。そうした場合は、まず専門家に相談してみることをおすすめします。
- 実家相続の生前対策アドバイザー・後藤明さんに相談する
- 50 代・60 代の「理想の住み替え」と「相続した実家対策」を解決サポートする荒木一郎さんに相談する
- 理想の住まい選びをハウジングアドバイザーに無料で相談できる「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」
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